「煌葉-kiraha-」をご利用いただいている、イラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてご活躍中のいのうえ 彩様に、「煌葉-kiraha-」についてお話を伺いました。2024年10月23日(水)~10月30日(水)と、11月7日(木)~11月10日(日)に開催された【いのうえ彩 カレンダー展 「いろだより」 at 手紙舎 2nd STORY】その会期中、「煌葉-kiraha-」を使用した「ゴールドの箔押しでつくる、ノートとBOXワークショップ」を開催してくださいました。ワークショップの詳細については、いのうえ様の投稿をご覧ください。「煌葉-kiraha-」をご愛用いただいているいのうえ彩様から見た「煌葉-kiraha-」とは、どのような素材なのでしょうか?それでは、インタビューをご覧ください。
Q1.まずは自己紹介をお願いします。
はじめまして、いのうえ彩と申します。昭和の中期頃まで日本の学校などで活躍した簡易印刷機「謄写版(通称:ガリ版)」をつかって絵を描き、デザイン制作などを行なっています。
Q2. 「煌葉-kiraha-」の第一印象はいかがでしたか?
いつもお世話になっているレトロ印刷JAMさんのオンラインショップで偶然知り、わたしが知っていた「箔押し」とは全く異なるその手軽さと身近さに惹かれ、すぐに購入しました。その後、実際に使用し「本当にボールペン1本でこんなにも本格的な箔押しができるなんて!」と、その仕上がりと風合いに感激しました。
Q3.「煌葉-kiraha-」を使ってみて面白いと感じたこと、逆に難しいと感じたことはありますか?
ボールペンで描くことによって、下絵を綺麗になぞって写すことができるため、普段は絵を描かない方にもここまで素晴らしいクオリティで作品をつくってお楽しみ頂けるのだとワークショップを通して驚きと発見がありました。
また、わたしの中の従来の概念では「箔押し」とは1枚の状態の平面に施せる加工、という認識でしたが、「煌葉-kiraha-」は箱やノートなどの高さがある既存の商品にも、またその立体物のどの面にも箔を置ける、という点が素晴らしいと思います。
Q4.「煌葉-kiraha-」を使ってどんな表現をしてみたいですか?
推奨されているとおり、ボールペンで
とても綺麗に描ける「煌葉-kiraha-」ですがわたしが普段「ガリ版」の製版を行うときに使用している「鉄筆」という筆記具で直接描くのにも相性が良いので、鉄筆と「煌葉-kiraha-」を使用してひとつひとつ異なる図柄のパッケージやノートをつくるのがこれからの楽しみです。
Q5.ワークショップで使用した際のお客様の反応はいかがでしたか?
図案をなぞり終え、「煌葉-kiraha-」をめくった時にどの参加者さまも(隣で見守っていた私も)「わあ...!」ときらきらした様子が印象的でした。
完成した作品を見ると、最初に描いた繊細で細い線から、慣れてきて堂々とした線への変化も見られるのも興味深く、そして同じ図案を写していても、線にはそれぞれの個性が現れていてそれぞれのオリジナルであることが、素敵でした。
「煌葉-kiraha-」に夢中になり、さっそくいろいろと描いています!という参加者の方もワークショップへのご参加は叶わなかったけれど「煌葉-kiraha-」を購入し独自で楽しんでいる方もいらっしゃるようで、たくさんの方が心を掴まれる身近かつ革新的な商品だと感じます。
いのうえ彩様、このたびはインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。これからクリスマスやお正月など、イベントが多い季節を迎えますね。ぜひ「煌葉-kiraha-」を使って、クリスマスカードや年賀状づくりをお楽しみください。
作家情報
いのうえ彩 様
京都府出身 (2019~福岡県在住)
イラストレーター/グラフィックデザイナー
2017年に「ガリ版」と出会って以来、夢中で線を引く日々
web page: http://www.ayaipaper.jp/
Instagram: @ayai20018
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2024年10月19日(土)~27日(日)の期間、京都府立植物園で絶滅危惧植物をモチーフにした展覧会「あしもとにゆらぐvol.6」で、10月19日(土)に、出展作家・平良菫さまの展示作品を元にしたポストカードを制作するワークショップを実施しました。
“コラボワークショップができるまで”の記事はこちらをご覧ください。
8月グリーティング
9月グリーティング
今月は、実際に行ったワークショップの様子をご紹介いたします。
ワークショップの詳細レポートはnoteをご覧ください。
各地で素敵な展覧会が開催され、アートに触れる機会が増える季節ですね。
ぜひ「煌葉-kiraha-」を使ってアート作品を制作してみてください。
作家情報
平良 菫さま(@su_shi0111)
シルクスクリーンを中心に作品を制作。
主に人物を描いた絵を印象的な線や面の重なりによって再構築している。
余白を持った作品は見方によりその印象を変え、ひとつひとつの線の集積で浮かび上がる像は部分的に切り取ると、その形を崩し抽象絵画のような見え方をする。
ー経歴ー
京都府在住2022 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 卒業
【個展】
2023 「BOUNDARY」 ART SPACE ごろごろ(京都)2023 「Look.like」ギャラリーモーニング(京都)2023 「無形のアウトライン」 京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール(京都)
【グループ展】
2023 『命をつなぐ・グラフィック展 』/京都府立植物園 『Art Continuation Project Vol.3』/阪神百貨店ハローカルチャー 『HANSHIN Art Meeting Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.42』/in 香港 『京都・Young Arts MEET』/ジェイアール京都伊勢丹 10 階アートスペース
2024 『Art Continuation Project Vol.5』/阪神百貨店ハローカルチャー 『ART RHIZOME KYOTO』/THE REIGN HOTEL KYOTO
常花の苑実行委員会
若手作家による植物をモチーフとした作品を展示する展覧会・イベントを企画・運営。今年10月、京都府立植物園で絶滅危惧植物をモチーフにした展覧会「あしもとにゆらぐvol.6」を開催。
Web(https://tokohana.info/)Instagram(@tokohananosono)X(@常花の苑企画)https://x.com/tokohana_art
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昨年に続き、今年も10月に京都府立植物園で開催される
「あしもとにゆらぐ vol.6」に、ワークショップとして参加することになりました。
今年は、出展作家・平良菫さまの展示作品を元にしたポストカードを制作できる1日限りのスペシャルコラボワークショップを開催します。
「かさねる」「なぞる」の簡単な手順を3回繰り返すことで作品が浮かび上がってくるアート体験をしてみませんか?お子様から大人まで、手ぶらでお気軽にご参加いただけます。画像は会期中に展示会場で販売するキットのデザインです。ワークショップでは、平良さまの新作デザインのポストカードを作ることができます。
【ワークショップ詳細】
日時:2024年10月19日(土) 10:00~16:00
参加費:1,500円(税込み)
(開園時間9:00~17:00、入園は16:00まで)
場所:京都府立植物園 植物園会館2F研修室 電車:京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」3番出口西隣 バス:バス停「植物園前」下車徒歩約5分
※事前申込不要・別途下記入園料が必要となります 入園料:一般 200円/高校生 150円/中学生以下無料 70歳以上の方、障害者手帳等をお持ちの方は無料
ワークショップの手順は、こちらの動画からご覧いただけます。
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作家情報
平良 菫さま(@su_shi0111)
シルクスクリーンを中心に作品を制作。
主に人物を描いた絵を印象的な線や面の重なりによって再構築している。
余白を持った作品は見方によりその印象を変え、ひとつひとつの線の集積で浮かび上がる像は部分的に切り取ると、その形を崩し抽象絵画のような見え方をする。
ー経歴ー
京都府在住2022 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 卒業
【個展】
2023 「BOUNDARY」 ART SPACE ごろごろ(京都)2023 「Look.like」ギャラリーモーニング(京都)2023 「無形のアウトライン」 京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール(京都)
【グループ展】
2023 『命をつなぐ・グラフィック展 』/京都府立植物園 『Art Continuation Project Vol.3』/阪神百貨店ハローカルチャー 『HANSHIN Art Meeting Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.42』/in 香港 『京都・Young Arts MEET』/ジェイアール京都伊勢丹 10 階アートスペース
2024 『Art Continuation Project Vol.5』/阪神百貨店ハローカルチャー 『ART RHIZOME KYOTO』/THE REIGN HOTEL KYOTO
展覧会情報
【あしもとにゆらぐvol.6】会期:2024年10月19日(土)~27日(日) 9日間(会期中定休日なし)時間:10:00~16:00※開園時間は9:00~17:00まで(入園は16:00まで)会場:京都府立植物園内 植物園会館2F多目的室主催:常花の苑実行委員会 京都府立植物園
ワークショップ開催日程2024年10月19日(土) 10:00~16:00 京都府立植物園植物園会館2F 研修室
常花の苑実行委員会
若手作家による植物をモチーフとした作品を展示する展覧会・イベントを企画・運営。今年10月、京都府立植物園で絶滅危惧植物をモチーフにした展覧会「あしもとにゆらぐvol.6」を開催予定。
Web(https://tokohana.info/)Instagram(@tokohananosono)X(@常花の苑企画)https://x.com/tokohana_art
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昨年に続き、今年も10月に京都府立植物園で開催される
「あしもとにゆらぐ vol.6」に、ワークショップとして
参加させていただくことになりました。
これに伴い、ワークショップでコラボしていただくアーティストの平良菫さまをお迎えし、8月から10月にかけて、“コラボワークショップができるまで”の記事をお届けいたします。
前回の記事はこちらから
9月は、会期中に会場にて販売予定の平良さまの作品をテンプレートにした、コラボレーション「煌葉-kiraha-」の制作風景をお届けします。
平良さまの作品を3つのレイヤーに分け、それぞれ3枚のテンプレートにしました。この3枚のテンプレートをすべて描き終えると、1枚の絵が完成するキットとなっています。
平良さまの作品を拝見し、TAG STATIONARYさまとコラボした商品の「煌葉 kiraha 光箔01 - 霧」が最適だと感じ、この箔を選定しました。
Q1.今回、TAGSTATIONARYさま×KANMAKIのコラボである「煌葉 kiraha 光箔01 - 霧」を使用したセットになっていますが、箔の印象はいかがでしょうか?
「煌葉 kiraha 光箔01 - 霧」の色がとにかく素敵で、細かなパールが繊細な光沢を生み出していてとてもきれいです。
ライトに使えそうなペールカラーでとても好きな色です。
Q2.テンプレートのデザインデータをつくる際に、工夫したところはありますか?
「煌葉 kiraha 光箔01 - 霧」の色とデザインの色のバランスを考えながらデータをつくりました。箔の素敵な色が映えるように、元の作品の色分けから少し変更しています。
Q3.実際に描いてみていかがでしたか?
線が転写されるにつれて、自分の絵のイメージが次第に浮かび上がってくるワクワク感がたまりません。印刷とは異なる手描きの質感と、少しずつ完成に近づいていく過程が楽しくて、つい黙々と作業してしまいました。
Q4.こんな楽しみ方があるなどの発見がありましたらお願いいたします。
線をなぞるだけでなく、太い線のアウトラインを細いペンでなぞってみたり、箔の重なり順を変えたりすると、印象が変わって面白いと思います。
平良さま、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
平良さまとのコラボ「煌葉-kiraha-」は、会期中に会場で販売いたします。
平良さまの軽やかな線表現と「煌葉 kiraha 光箔01 - 霧」の柔らかな色合いが絶妙なキットです。
ぜひ、会場でお手に取ってみてくださいね。
作家情報
平良 菫さま(@su_shi0111)
シルクスクリーンを中心に作品を制作。
主に人物を描いた絵を印象的な線や面の重なりによって再構築している。
余白を持った作品は見方によりその印象を変え、ひとつひとつの線の集積で浮かび上がる像は部分的に切り取ると、その形を崩し抽象絵画のような見え方をする。
ー経歴ー
京都府在住2022 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 卒業
【個展】
2023 「BOUNDARY」 ART SPACE ごろごろ(京都)2023 「Look.like」ギャラリーモーニング(京都)2023 「無形のアウトライン」 京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール(京都)
【グループ展】
2023 『命をつなぐ・グラフィック展 』/京都府立植物園 『Art Continuation Project Vol.3』/阪神百貨店ハローカルチャー 『HANSHIN Art Meeting Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.42』/in 香港 『京都・Young Arts MEET』/ジェイアール京都伊勢丹 10 階アートスペース
2024 『Art Continuation Project Vol.5』/阪神百貨店ハローカルチャー 『ART RHIZOME KYOTO』/THE REIGN HOTEL KYOTO
展覧会情報
【あしもとにゆらぐvol.6】会期:2024年10月19日(土)~27日(日) 9日間(会期中定休日なし)時間:10:00~16:00※開園時間は9:00~17:00まで(入園は16:00まで)会場:京都府立植物園内 植物園会館2F多目的室主催:常花の苑実行委員会 京都府立植物園
ワークショップ開催日程2024年10月19日(土) 10:00~16:00 京都府立植物園植物園会館2F 研修室
常花の苑実行委員会
若手作家による植物をモチーフとした作品を展示する展覧会・イベントを企画・運営。今年10月、京都府立植物園で絶滅危惧植物をモチーフにした展覧会「あしもとにゆらぐvol.6」を開催予定。
Web(https://tokohana.info/)Instagram(@tokohananosono)X(@常花の苑企画)https://x.com/tokohana_art
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昨年に続き、今年も10月に京都府立植物園にて開催される「あしもとにゆらぐvol.6」にワークショップとして参加することになりました。
それに伴い、ワークショップでコラボいただくアーティストの平良菫さまをお迎えして8月から10月までの期間、“コラボワークショップができるまで”の記事をお届けいたします。
Q1.まずは、自己紹介をお願いいたします。
平良 菫(たいら すみれ)と申します。シルクスクリーン技法で人物画をメインに作品制作をしています。
Q2.KANMAKIとコラボするにあたっての第一印象はいかがでしたか?
正直驚きました。「煌葉-kiraha-」の存在は以前から知っていて気になっていたので、今回コラボのご縁があって本当に嬉しい限りです。
Q3.「煌葉-kiraha-」を使ってみて面白いと感じたこと、逆に使ってみて難しいなと感じたことはありますか?
直感的なドローイングも「煌葉-kiraha-」を使うことによって特別な表現になる点が魅力に感じました。
使ってみると太い線を描くのが結構難しいなと感じましたが、使用する道具や筆圧で線の調子を変えることができるので、工夫次第でいろんな表現ができて楽しいです。
Q4.「煌葉-kiraha-」を使ってどんな表現をしてみたいですか?
一点ものの筆跡が表現できる箔という点に魅力を感じていて、そこを生かしていきたいなと思っています。シルクスクリーンで同じイメージを複数枚用意してそれぞれ別のドローイングを入れたりして並べてみたいです。
Q5.コラボワークショップへの意気込みをお願いいたします!
はじめてのワークショップでドキドキですが、皆さんと楽しくできたらと思っております!
どうぞよろしくお願いいたします!
「煌葉-kiraha-」の購入をご検討中の皆さまにとって、参考になりましたでしょうか?
「あしもとにゆらぐvo.6」の会期中には平良さまの作品をテンプレートにしたスペシャルな「煌葉-kiraha-」を販売予定です。
次回は、コラボキットの試作の制作過程などをご紹介したいと思います。
作家情報
平良 菫さま(@su_shi0111)
シルクスクリーンを中心に作品を制作。
主に人物を描いた絵を印象的な線や面の重なりによって再構築している。
余白を持った作品は見方によりその印象を変え、ひとつひとつの線の集積で浮かび上がる像は部分的に切り取ると、その形を崩し抽象絵画のような見え方をする。
ー経歴ー
京都府在住2022 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 卒業
【個展】
2023 「BOUNDARY」 ART SPACE ごろごろ(京都)2023 「Look.like」ギャラリーモーニング(京都)2023 「無形のアウトライン」 京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール(京都)
【グループ展】
2023 『命をつなぐ・グラフィック展 』/京都府立植物園 『Art Continuation Project Vol.3』/阪神百貨店ハローカルチャー 『HANSHIN Art Meeting Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.42』/in 香港 『京都・Young Arts MEET』/ジェイアール京都伊勢丹 10 階アートスペース
2024 『Art Continuation Project Vol.5』/阪神百貨店ハローカルチャー 『ART RHIZOME KYOTO』/THE REIGN HOTEL KYOTO
展覧会情報
【Art Continuation Project final】
会場:阪神百貨店ハローカルチャー2会期:2024年8月21日(水)~8月27日(火) 10:00~20:00※催し最終日は午後5時で終了
【あしもとにゆらぐvol.6】会期:2024年10月19日(土)~27日(日) 9日間(会期中定休日なし)時間:10:00~16:00※開園時間は9:00~17:00まで(入園は16:00まで)会場:京都府立植物園内 植物園会館2F多目的室主催:常花の苑実行委員会 京都府立植物園
ワークショップ開催日程2024年10月19日(土) 10:00~16:00 京都府立植物園植物園会館2F 研修室
常花の苑実行委員会
若手作家による植物をモチーフとした作品を展示する展覧会・イベントを企画・運営。今年10月、京都府立植物園で絶滅危惧植物をモチーフにした展覧会「あしもとにゆらぐvol.6」を開催予定。
Web(https://tokohana.info/)Instagram(@tokohananosono)X(@常花の苑企画)https://x.com/tokohana_art
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